不動産売却で最も多い質問は「いくらで売れるの?」という質問です。
はい。当然聞かれるものですね。
土地、戸建、マンションなど、どの物件もざっくりとした相場があります。
ただ、相場とは、過去に周辺でいくらぐらいで売れている、というざっくり
としたもの。
なので、不動産営業マンが「この場所だったら確実にこの金額で売れます!」
なんて安直な発言をしたらその営業マンには要注意。
相場があるのになんで?と思われるかもしれません。
では、なぜ注意すべきなのか。
十人十色というように、不動産もひとつとして同じ物件はありません。
土地だと、道路は公道なのか私道なのか、お隣との境界ははっきりしている
のか、昔何が建っていたのか、水道・下水道はどうなっているのか・・・
戸建だと、築年数、間取り、広さは皆さま分かるかと思いますが、新築時の
検査済証が残っているのか、リフォームはしているのかまで気にされない方が
ほとんど。
マンションならなおのこと、「隣がいくらで売れてるからうちもこの金額で!」
と思われるかもしれませんが、内装状況(きれいかどうか)、リフォームの
履歴、こっそりペットを飼育している等、それぞれ異なります。
どんな物件も調べなければ査定金額の判断が付けられないことがご理解いただけ
ましたでしょうか。
相場はあくまでも相場であって、確実なものではありません。
大切なお客様の不動産。
しっかり調査しない不動産営業マンにはご注意を!