新型コロナウイルスの外出自粛の影響を受け、インターネットによるテレビ面談を開始する業者様が多くなりました。
司法書士の事務所でも徐々に増えてきたように思います。
ただ、不動産業界ではあまり取り入れている会社は多くありません。(当社も同じく)
おそらく、私たちが取り扱う不動産は基本的に金額が大きいため、インターネットによる面談をしたとしても、「だいたいの金額は分かったけど、実際に会ったこともない人を信頼しようもない」という結果になるからだと思います。
IT重説も賃貸業であれば可能ですが、やはり主流は面と向かってご説明する機会が多いよう。
不動産業の根幹になるのはやはり「信頼関係」です。
いくら機能が便利でも会ったこともない人を信頼される方はなかなかいらっしゃらないかと思います。
百聞は一見に如かず。といいますが、「会う」こともまた大事なことです。
不動産業とITの親和性はなかなか低いのかなと感じる今日この頃でした。