事故物件。
ドラマの「家売るオンナ」でも話題になったり、「大島てる」のインターネットページが幅広く周知されたりと、事故物件を耳にする機会が多くなったと思います。
不動産業界では「事故物件」と言わず、「告知事項がある物件」といいます。
告知事項とは、売主様から買主様に事前に伝える内容です。
例えば、過去に人が亡くなった、事件があった、近隣トラブルがある、近隣に不審な人がいる、越境物があるなど、様々です。
なので何が事故物件か、という明確な基準はありません。
人によって気にする程度は全く異なりますので、Aさんが事故物件だと言っても、Bさんは事故物件ではないと言うかもしれません。
じゃあ、事故物件だと教えてくれないの?というと、そういう話でもなく、売主が負う「告知義務」に告知事項の内容は余すことなくお伝えさせていただきますが、特段「この物件は事故物件です!」という表記がされないということです。
人によっては気にしないことでも他の人が気にする「かもしれない」ことはしっかりとお伝えさせていただきます。
ただし、仮に「人が亡くなっている」物件であっても、新聞やインターネットページに掲載されているか否かにより、金額は大幅に変わります。
周りの人だけが知っている状態とある意味全世界の人が調べれば分かる状態との違いです。
金額が変わるというのもご納得いただけるかと存じます。
告知義務に違反することなく、スムーズに売却を行う方法は何通りかありますので、ご不安に思われていらっしゃる方はぜひご相談ください。